銚子・角巳之・三代目

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さるえびのかき揚げ(再掲)

2021年04月18日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、さるえび...のかき揚げ。サルエビ、猿海老...。由来分かりませんが、銚子では昔から慣れ
親しんだエビであります...。ブログ開設以来15年になりますが、年々このエビの漁獲量が減り
身近であったものが、幻になりつつあることバックナンバー眺めながら、ひしひしと...。

主に近海の小型底引きで漁獲されております。この近海小型底引き、海老曳き(銚子では訛って、
エビシキ)との別名あったくらい、このエビは大量に獲れておりました。海の状況が変わってきた
ことも一因でしょうが、最盛期60隻いたエビシキも現在は6隻を残すのみであります。

先日、ある流通関係の先生方にお会いした際に出てきた言葉...。生産者がいなくなるとご馳走が
なくなる...。馳走とは元来、走り回るの意...。お客様をもてなすために方々走り回って食材を集め
ていた時代の名残...。我々一般人は魚を獲りに行くことは出来ませんが、代わりに漁師さん方が...。

例えば自衛隊、警察、消防...。我々の代わりに生活を守ってくれている方々がおりますが、漁師と
いう職業もこれと全く同じではないか?同様に農家の皆さんも...。年々水揚げが減少するサルエビ
のかき揚げ、心して食さないと罰があたる...。最近特にその思いが強くなって参りました。




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