銚子・角巳之・三代目

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今春・キャベツのこと

2021年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子地区、今春の農家さんの表情は事情に暗い...。どこに行ってもキャベツが安くてどうし
ようもない...と。スーパーマーケットでもひと玉・100円以下で販売しているし、食べる
側にとっては有難いことなのですが...。これまたいつもの立場変われば...であります。

温暖化の影響等あり、寒冷地であってもキャベツが適作になってきたり、地域を上げて改革
に取り組み産地化したり、様々な理由で従来型の需要と供給のバランスが崩れてきている
ようです。これまた最近始まったことではなく、従来から予兆あった事ですが...。

仕事柄(生産者側に立つことが多いので)キャベツ安くて助かります...なんて言えないの
ですが、具体的にどのくらい?と聞くと、一反あたり3万円程度の利益しか出ない...と。
一反(300坪)でキャベツ約4,000個収穫・8玉入りで500箱の出荷..。それで...。

経費を差し引かれて一箱あたりの利益は50円くらいかな...と。あの重労働で50円...。
もちろん良い時もあるし、共済等もある。今すぐ破綻することはないけれど...。現在、若手
農家の皆さんと、新たな取り組みを少しづつ開始しております。時々掲載して参ります。

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