銚子・角巳之・三代目

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出航①

2024年07月21日 | 日記・エッセイ・コラム

過日(先週のことになりますが)、銚子第一魚市場付近で仲間の廻船問屋さんにお会いしました。
ちょうど船が出航の時...。銚子に近海生マグロを水揚げして下さっております高知県船籍の方々
でした。銚子の生マグロ水揚げは宮崎と高知の方々で全体の80%近くになります...。

出航前、岸壁には遠く高知から来られたご家族の方、銚子の仲間達、廻船問屋さん...様々な方が
見送りに来ておりました。この見送りということ、船の方々に聞くと嬉しいものらしいです。
これから数週間、遮るものがない太平洋で命懸けの真剣勝負に臨む訳ですから...。

銚子港は長らく、水揚げ日本一、水揚げ何十万㌧、何百億円という途方もなく大きな数字に沸いて
おりました。銚子港という場所の使命、新鮮な魚介類を安全・迅速に水揚げし、速やかに首都圏
に送る...を考えれば、致し方ないことだったかもしれません。が...。

今年は特に水揚げが非常に大きく落ち込んでおります。銚子港の水揚げはこういう全国各地から
お越しになる方々の、絶え間ない水揚げの合計であるにも関わらず、大きな数字に踊らされ、
足元を疎かにしていたのではないか?こういう意見が出ること健全です(続きは次回に)

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