銚子・角巳之・三代目

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生産者のこと①

2020年05月14日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、たまたま通り掛かった漁港に向かう道の途中で...。銚子にはこういう風景が海沿いの至る所にあり、
漁船と車が並行して走る、何とも不思議な風景に遭遇することがあります...。この時、時刻は午後4時頃...、
ちょうど巻き網船団の探索船が出漁するところでありました。

この探索船が漁場を探す、魚を見付けたら暗号で本船(網を入れる船)を呼ぶ、と同時に運搬船が駆け付け
獲った魚を積んで、銚子港へ急行する...。探索船・本線・運搬船の1セットがワン・チームで漁を行っており
ます。ワン・チーム(1ケ統)の建造費・数十億円。莫大な経費が掛かり、生活(漁)は不安定...。

既報の通り、銚子港には実に多種多様な漁船(漁法)があり、写真の巻き網船団(北部太平洋)や、延縄船
(黒潮に乗って)は魚を追って許可の範囲内をどこまでも...という狩猟型。地元の底引き、釣り等は千葉県内
の決められた海区内で、あたかも農業者が土地を耕すように海を耕している(農耕型)...。

狩猟型・農耕型いずれも、時化で出漁できない時が多い、大漁だと喜んだら相場が暴落した...。命の危険を
伴って、こんな不安定...。もうやってられるか...と、こうなりますが、それでも海に出る...。同様に農業者は
田んぼや畑に、畜産業者は家畜の世話を...。こんな時期、ちょっと生産者の事考えて見ようと。(続きは次回に)

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