銚子・角巳之・三代目

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飯高檀林②

2006年10月28日 | 千葉再発見

100_0647 夏の甲子園で北海道の強豪チームが“栴檀林、栴檀林(せんだんりん)”と歌ってました。この栴檀林とは、曹洞宗における学校・大学の意。現在の駒澤大学だそうです。また栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳し。ということわざがあります。栴檀とは白檀(びゃくだん)の木を指し、白檀は発芽した頃から芳香を放つ事から、大人物は子供の頃から他とは違って優れている。に通じるようです。反対語は大器晩成でしょうか。早くから頭角を現す人もいれば、年を重ねるごとに輝きを増す人もいて、それぞれに素晴らしさがある。花も木も人も様々です。さて写真は飯高檀林の正門。質素ながら極めて重厚。この扉の先には厳しい修行が待っている訳で、さながら俗世間との決別の場のような荘厳な雰囲気があります。現在は史跡として存在しているだけですが、門の前でたたずむと、修行に励む若者の真剣な姿が目前に迫ってくるような感覚に囚われます。


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