銚子・角巳之・三代目

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凄み①

2020年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム

数日前に台風並み、久しぶりに養生テープの出番となり、ああ漸く過ぎたと思ったら、昨日さらに大きいのが...。
ホッとしていたところ、さらに大きいのが来るとへこむ...。コロナのように目に見えないのが一番怖いと言って
いたのに、目の前で繰り広げられる自然の猛威、やっぱりこっちのほうが怖いかな..。特にあの暴風の音...。

どちらが怖いか否かなど、比較すること自体が無意味でありますが、結果わかること、人間の感情なんて結構
いい加減...。いい加減で、忘れっぽいから良いのかもしれず、だとすれば喉元過ぎたら、意図的に備えとか、
はたまた祈るとか、最終的に覚悟とか、そういうこと頭の片隅にいつも置いておかなければいけないな~と。

昨日掲載の“てんでんしのぎ”...。溺れた者を助けに行った人が亡くなる...。良く聞く話です。溺れる者は藁をも
掴むのことわざ通り、窮地に陥った人の力は半端ではないそうです。中途半端な覚悟で飛び込んではいけない...。
逆説的に飛び込むのなら、自らの命を捨てても構わないと思う大切な人の場合だけ...。まさに修羅場であります。

てんでんしのぎ...とは、海に落ちたら人に助けを求めるな。人を巻き込んではいけない。窮地に陥った時、
人を頼るな、寄りかかるな...。という修羅場の凄み。幾多の海難事故の悲劇から、海の街では代々引き継がれる
覚悟のようなもの。いまだ暴風鳴り止まずの現在...、この凄みについて少し思いを致してみたく...。

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