銚子・角巳之・三代目

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開眼地②

2021年03月12日 | 日記・エッセイ・コラム

二宮尊徳翁の偉業は私などが語るまでもなく...。昔の道徳の教科書を引っ張り出して読むのが
一番と思います。悲惨な幼少期の体験に負けず努力を重ね、やがて藩主の目に留まり、各地の
財政再建などに尽力した偉人...。ほぼそう書いてあるし、偉業の数々は今もって色褪せず...。

もともと小田原(神奈川)の方のようですが、各地に二宮尊徳伝説はあり、成田に絡むのは
尊徳が現在の栃木県に赴いた時のお話...。農村改革に取り組むも村人の反発に遭い、改革が
挫折しかけたその時、何と尊徳は行方不明となった...と。教科書には載っていないお話です。

後に判明したこと、その間成田山に籠り、断食修行されていた...。21日目に天啓に接し、
有名な報徳仕法(後日掲載します)の原型が出来上がったのだそうです。成田山のご住職は
問う、何の祈願あって貴方は当山に籠り、食事を断ち、身を苦しめるのか...と。

当山に祈願する者は、およそ私情私欲に絡むものである。あるものは自らの病気平癒を願い、
あるものは自らの栄華や利益を願う。貴方は見るところ、病気ではなく、貧乏でもなく、
地位あるお方...。怨念を晴らすでもなさそうだ。そして尊徳は答える...。続きは次回に。

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