再び・あるのに、ない...②

マスクは山積みになっているのに、マスクありませんか？...。確かに、自らの行動を振り返っても最近、
そんな感じになっているようで...。大手家電メーカーさんのマスクは外れ続けながらも抽選に応募している
し、ダチョウのマスク（京都の大学で作られているものです）は何時になるか...と言われても、待ち続けている...。

すでにマスクの備蓄は相当数あるのに、もう少し、もう少しと探している自分がいるし、ドラックストア等、
マスク売場に行くけれど、やはり国産マスク探して、無ければ買わない...。外国産マスクではなく、国産を
探す心理、これは良し悪しではなく、人間の根源的な欲求かと思います...。農産物などもそれに近い...。

消費者の権利と言うものがあります。日本国内でも法制化されているものでありますが、原型は１９６２年
ケネディー大統領が提唱されたものと流通業勤務時代に教わりました。①安全を求める権利、②知らされる
権利、③選択できる権利、④意見が反映される権利...。最近はさらに拡大して８つの権利...。

人間の行動は理屈ではありませんが、上記原則に当てはめてみると、成熟化していると言われている国の
消費行動はほぼその通りになっております...。前提条件はモノがあること（国産、輸入問わず）。自らの
意思で選択できるというのは、確かに豊かさの証左であります。続きは次回に。