銚子・角巳之・三代目

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素人力

2008年02月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2803 先日TVを見ていたら、地場産業の復活に燃える繊維産業の中小企業経営者の方の特集やってました。そこで出た言葉、素人力(しろうとりょく)......。何故か心にビンビン響きました。昨日、前三年なんて有機野菜の話題を掲載しました。3年やると素人じゃなくてプロなのか?否、.....。月日は長さではなく濃さ。このTV,プロフェッショナルという番組です。プロとは、やるべき時に、やるべき場所にいて、やるべきことをやる人。言うべき時に、言うべき場所にいて、言うべきことを言う人....。さて素人力、俺はこの道~年だ。俺が作る商品は良い、美味いに決まってる。売って、食わせてやる...。こういう方、良く見かけます。売れなくなると、客がバカだから凄さがわからねんだ...。自分以外の全てはバカで、自分の作っている、売っているものはすべて正しい。こうやって30年やってきた。今まで何の問題もなかったじゃねえか。そんな杓子定規にやってたら、仕事なんて出来る訳ねえだろ。今、社会の様々な制度疲労が露呈し、従来のやり方が通用しなくなっております。そこで、その道30年のプロの方々、言うべき、やるべき“時”が来ました。言うべき、やるべき“場所”に立ち、言うべき、やるべき“事”をして下さい....。自称・プロの方々は、過去に何らかの成功体験をお持ちになられ、それが忘れられない場合が多い。その成功体験が、変化を拒む....。どの業界の方のお話を聞いても、現在は大変革期。過去の成功体験は役に立たず、変化に対応していかねばならない。ダーウィンの言葉を持ち出すまでも無く、最も賢い者、強い者が生き残る訳でない。生き残るのは変化出来る者である....。そこで素人力。素人の定義とは何ぞやという事はさておき、素人のこんなのが“あったらいいな?” こうしたらいいのに...。そういう素朴な発想、非常に重要だと思います。仕事にプロ意識を持つ事は重要でありますが、変化の激しい昨今、プロ意識と同時に、素人の目線を。そう思った次第であります。


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