銚子・角巳之・三代目

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凄み③

2020年04月21日 | 日記・エッセイ・コラム

そして、翔ぶが如くが...。国の形が大転換を迎えようとしていた時、幕末の人たちはどのように振舞った
かという物語...。西郷隆盛、大久保利通を軸として...。これまたボロボロでありました...。大河ドラマにも
なったのですが、やはり活字で読むのが一番と...。

活字の良さは、読んだ人の解釈、無限大であるところ..。しかも時代とともに味わいを増し、今を生きる
何か教訓のようなものを与えてくれる気がしております。ボロボロの本から今、飛び出てきた箇所...。
煌びやかな明治維新ではなく、そこに至る人々の葛藤と、覚悟について...。

400年近くも続いた鎖国という特殊形態の中で、殿様、侍という一部の階級が国を治めるも、黒船襲来
を境に大転換...。もはや殿様はいりません。侍も必要ありません...。当然のことながら既得権階級は抵抗する..。
そんな国の混乱を諸外国は虎視眈々と狙っている...。

抵抗勢力の説得に手間取っている大久保は万策尽きて、西郷に遣いを出して助言を乞う...。西郷は遣いに
言い放つ...。一蔵どん(大久保)に伝えてたもんせ...。おはんの刀は切れもすか...と。グズグズしている
暇はない...。刺し違える覚悟で臨め...。この凄み...であります。




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