銚子・角巳之・三代目

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徒花(あだはな)ということ

2023年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、徒花(あだはな)...と。一般的な解釈は、咲いても実を付けないとか、季節外れに咲く
とか、儚る散る...などから転じて、見掛け倒し、徒労、水疱、虚栄...あまり宜しくないイメージ
の言葉でありますが、元来のへそ曲がり(私)は、災い転じて福と為す応援の言葉と感じます。

見掛け倒しで中身が伴わない。うわべだけ飾り虚勢を張っているだけ...。時代は刻々と変化して
いる。一時の栄華にうつつを抜かすと、やがて時代の徒花になるぞ...。すべて反語にして、悪い
例を出しながら何らかの戒めにしなさいというメッセージが背後に隠されているようです。

そもそも、徒花であっても花は花。土壌を整え、タネを蒔き、見守り育てねば花は咲かないもの。
それが徒花で終わるということは、どこかで間違いがあったのだろう...。時代背景やタイミング
様々な問題もあったことでしょう...。この分析はコンサル?の領域...でしょうか?

季節を違えて咲くことを“狂い咲き”などと申します。昨年、私の事務所にあるシクラメンが盛夏
に咲きました...。おかしいと言っても現実、咲いている...。水戸の黄門様の辞世、花は散りそろ、
人は死にそろ、この世は夢よ、ただ狂え...。本日、徒花ということ少し考えております...。