銚子・角巳之・三代目

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知行合一

2018年12月26日 | 日記
知行合一...。ちこうごういつ、あるいは、ちぎょうごういつ。と、読むらしいです。
要するに、知ることと行うことは同じことだ。知ることだけでは不十分で、行って
はじめてわかるもの...。反対に、行わなければ、知らないのと同じ...。この言葉
この10年ほど骨身に染みております...。陽明学の始祖、王陽明が提唱、幕末の
志士たちの行動指針...など、難しいことはさておき、感覚的にそう思っております。
最近はお手軽にネットか何かで情報が取れてしまう。それは便利で良い事と思いますが
光の向こうには必ず影がある...。何か薄っぺらく、胡散臭い...何かおかしいぞ...と。
気が小さい私は、つねに疑って掛かる面倒くさい性格ながら、冒頭の言葉が身に染みている
という事は、それだけ何かしてきた証左かと。むろんバカなこと、ろくでもない事、周囲に
ご迷惑をまき散らしたことも...。それを含めて行動した。と言うのなら、確実に知識(経験)
だけは増えている。確かに行動して知って来た...。10年前はその行動の結果に後悔を伴い、
最近もなお、後悔、反省あるものの、何故か心地良さすら感じる..。長らく運動部にいて
言われてきたこと、3年間、あるいは4年間やり切った者にしかわかならい世界がある...。
当時は理不尽さをごまかすための方便と、何度も思いながら...。その、やり切った者が集まる
OB会に久しぶりに参加して参りました。そこで感じた心地よさに似ている...。最近の自らの
状況を鑑み反射的にタイトルの言葉が浮かんできたという次第であります。