銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

小・狭・深・濃③

2018年12月24日 | 日記
右肩上がりの時代に...。1店舗より、10店舗、100店舗。数は多いほど効率よく、
規模の利益でコストダウン...。そうやって各社競っていたところ、どうもおかしい...、
天まで伸びる木はない...と気づき始めた昨今、変化に対応しようと舵を切ったら、
大型船ほど転覆リスクが高まっている...。そんな中、日本を代表するような総合商社の
方々が、その総合力を維持しつつ、本社から人をどんどん減らし、現場に向かわせ、
その事業経営そのものに参画していく。大なるものの象徴が、小さな目を大切に育む...と。
この文脈で、沢山買うから安くしろ。の論法は一部当たっているけれど、その構成要素は
大きく変化し、それ一辺倒の行為はもはや全く通用しない時代になっているように思います。
先日の後者、何かお困りのことはありませんか?の方、地域商社と言う切り口にご理解あり、
モノの在処(ありか)、名人の居場所、繋ぐツボ...。実はこれ、全体を見る大局観と、
小さく、狭く、深く、濃く自らと自らの周囲との関係性を育む地道な行為、その一見、相矛盾
する領域の中に一本の筋を指し示すこと。とおっしゃっておりました。漁業者の手取り30%...
と聞くと、何かショッキングですが、これまた先日のトレードオフ状態...。これから、後者
の方々と、困っている事...を抽出し、小・狭・深・濃...、この視点で活動して参ります。