会社を創業してから、そろそろ10年になります。10年ひと昔とは良く言ったもので、
良きにつけ、悪しにつけ、風景はだいぶ変わってきたように思います。創業以来、行って
いること。は、全く変わっていないように思いますが、数年前ある方に、貴方の行って
いることは地域商社そのものであり、横文字で言うとファシリテーターである..と。
横文字はさて置き、地域商社という響きが気に入っており、ここ数年は地域商社と名乗って
おります...。それでも金融機関などに行くと、この仕事の分類はどこに属すのか?
事業区分が分からない...と、一般の方々からは更に露骨に、何か良く分からないこと
している...と。そこで横文字再確認。ファシリテーターとは、会議などの場で、相反する
意見をまとめて、参加者共通の利益に結び付くように場を誘導する人などと書かれています。
私にはそんな力量はありませんし、私のやる気を引き出すためのリップサービスか?と
思っておりますが、その言葉が発せられた時、聞き取りミスでファシリをパシリ...と。
パシリ...。俗語で、使いっパシリの意と理解しておりますが、ああパシリね...。
さもありなんと思っておりました。ファシリ~の言葉の意味は分かったのですが、このパシリ、
怪我の功名で、実は本質を突いているのではないかと、最近思うに至っております。
生産者やお客様のパシリとなって、新たな商品やサービスを生み出す...。パシリという
言葉、使う事が適切かどうか分かりませんが、その概念、確かに本質であります。