銚子・角巳之・三代目

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宮崎へ!④

2009年01月24日 | 諸国漫遊紀

Img_4230 Img_4231 都城で焼酎漬けの二日酔い状態の中、翌日は参協味蕾豚(さんきょうみらいとん)の故郷・川南(かわみなみ)町へ。川南町は福島県矢吹町、青森県十和田市と並び、日本の三大開拓地の一つ。全国各地から開拓者精神に溢れた方々が、数々の艱難辛苦(かんなんしんく=物凄く辛い事)を克服しながら、戦後の激動期を逞しく生き抜いてきた街....。名山・尾鈴(おすず)山を背景に、雄大な日向灘を臨む一角に位置しております。川南は銚子とも縁が非常に深い....。銚子港の水揚げの約30%は、宮崎・鹿児島・高知・和歌山・三重....、黒潮の流れを汲む、通称・黒潮会(実際に存在します)の方々による近海マグロであります。黒潮の流れに沿い、19㌧・5人乗り、延縄(はえなわ)という漁法を用い、太平洋を北上。銚子港を第二の母港として操業されております。別名・特攻隊....。太平洋の荒波を小型船で....。その勇気、銚子の漁師さんですら舌を巻く...。この辺はまたいずれ詳細を....。さて、久しぶりに参協味蕾豚に対面しました。写真はその母豚(ぼとん=お母さん豚)、素晴らしい風景の中で、特殊な飼料を用い、開拓者精神に溢れたその末裔の方々に愛情一杯に育てられております。みんな良い顔しております...。現在、“豚のいた教室”なる映画が反響を呼んでおります。ある関西の小学校で行われた“命の授業”....。Pちゃんと名付けられた豚を飼い、やがてその子は大きくなり、Pちゃんを食べる(=殺す)か否かで、子供達は揺さぶられる。かわいそうだ、かわいそうだ、かわいそうだ.....。でもみんなが好きなトンカツはその命の代償だ....。ちょっと横道に逸れたでしょうか? ただ久しぶりに参協味蕾豚に対面し、ふと....。