先に決まったのは敵基地攻撃能力。
次に決まったのは防衛費のGDP2%への大幅増額。
次に話が出たのは防衛費増額のための増税。
そしてアメリカからのトマホーク購入。
なーんか順番おかしくないか?
何のために防衛費を倍増させるのか。
まずは防衛費増額ありきでそのための増税?
そして旧態依然としたトマホーク購入?
今時の防衛ってそれでいいの?
普通なら
こういうことをしなければいけない
↓
そのためにはこれが必要
↓
それを買うためにはこれぐらいお金が必要
↓
そのお金はこうやって調達したい
という流れになるんじゃないのかな?
「何をしたいか」よりも「増額ありき」「増税ありき」みたいに見える。
増税には反対だ。
金を出したくないとかいうこと以前に、意味がわからないから。
防衛費を増額するなら「何に」「どれぐらい」かかるか
それは「何のため」かをはっきりさせるべきだろう。
第一、昔ながらのトマホークで敵基地攻撃できるのか?
そんなアナログなやり方なんざ、簡単に迎撃されるんじゃない?
そんなのはロシア-ウクライナ戦争を見ればわかる。
金を使うなら兵站やロジスティック、そして人件費が先じゃない?
その次にサイバー攻撃対応や衛星対応。
最前線で使う武器なら新型ドローンの開発が必要だろう。
トマホークって😅素人でも役に立たないとわかるけどね。
でもさ、実際に紛争が起きてしまったら
火器のやり合いの前に株価暴落など、経済や
生活(食料やエネルギー、インフラ)が破綻する。
ウクライナのように原発から狙われたら一発で終わってしまう。
本当の防衛は食料の自給化や原発廃止によるエネルギー政策転換、
そして内需拡大などの経済的な防衛じゃないかと思うんだ。
そっちに力を入れて防衛対応するってのなら
多少の増税は仕方ないと思うよ。
でもまぁその前にやることあるでしょ。
アベさんが約束した議員削減も、選挙制度改革も
まったく手付かずのまま棚上げ状態だし
社会保障制度改革も少子化対策も後回しにされてるし。
異次元のトンチンカンにしか見えない。