風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

西和賀へ

2018-05-29 | 散歩
土曜日は夕方から急遽西和賀町へ。
花巻からは約40km、車で1時間弱の秋田県境の町だ。
小さい町で冬の豪雪で知られるが、
横手との関係も強く、秋田と岩手の文化が融合している
山間集落の生活が今も生きる魅力ある町。
湯田ダムによる錦秋湖という美しいダム湖の縁に位置し
湯本と湯川の2つの性格が異なる温泉を抱え
(JR北上線ほっとゆだ駅にも温泉が併設されている)
事前豊かで時間がゆっくり流れる町でもある。

なぜ西和賀に向かったかというと
この日「錦秋湖祭り」が行われていると知ったから。
翌日の錦秋湖マラソンの前夜祭を兼ねたイベントらしい。
錦秋湖上で上げられる花火もさることながら
イベント広場での鬼剣舞が主目的だった。



なにはともあれ、まずは湯川温泉へ。
友人が経営する高級旅館もあるのだけれど
そこはちょいと敷居が高いので(笑)
(行けば歓迎してくれるとは思うんだけどね)
はじめは一番奥にある
昨年知り合った方が経営する鳳鳴館へ。
あれ?玄関に鍵はかかっていないけど誰もいない。
「こんにちはぁ〜」と声をかけても、呼び鈴鳴らしても
どうやら留守だったようだ(^^;
鍵開けっ放しで留守ってのもなんかほのぼのしている(笑)
で、仕方なく少し戻り「吉野屋」という温泉へ。
こじんまりとした温泉だけど、
風呂の窓辺に立つと眼下は見事な渓流。
まだ新緑の色が目立つ川向こうの山の木々が目に眩しい。
入ったばかりの時は誰もおらず、貸切状態。
湯が熱くて(掛け流しの源泉温度が68度とのこと)
どうしようかと湯をかぶったりしているうちに慣れてきた。
いいお湯だ(^^)最高!!



男女別の内湯隣には、おそらく混浴の露天桶風呂。
眼下は渓流のちょっとした滝になっていて、水音が涼しい。
さすがにここは撮影のみで、さっそく湯田の町へと向かった。



先週の大雨のせいか、
錦秋湖では木々も風呂に浸かってるみたいに見える。





ほっとゆだ駅前の食堂はそばが絶品。
こんな美味しい天丼も久しぶり。





北上線沿いのイベント広場には三々五々集まる町の人たち。
「観光客でぎっしり」ではなく、町のお祭りという風情が良い。
みんな顔見知りという感じが小さな町ならではだね。



篝火鬼剣舞いいねぇ。
子供達もたくさん出ていて、それはそれで良かったけど、
本格的な大人の集団演舞をもっと見たかった。
首の動き、方の入れ方、腰の落とし方などが参考になる。
篝火が有限さを演出してくれるね。
神楽でもぜひやってみたい。







花火は、決してはでに連発があるわけじゃなかったけど
湖面に映ってとてもきれい。
全体的にほのぼのとしたイベント、良かったなぁ(^^)
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