風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ゆっくり

2005-08-20 | 風屋日記
昨日の朝、初とんぼを見た。
今朝はオニヤンマが飛んでいた。

稲穂はまだ青々とはしているが首を下げ始めている。
その間をイナゴがぴょんぴょん跳ねていた。

夜や朝方は網戸の隙間からひんやりとした空気が流れてくる。
日中になるとまだまだ日射しが強く、蝉がうるさいけどね。

ゆっくりとだが、確実に季節は変わってきつつある。

総選挙がある。
実は、争点は郵政民営化や派閥争いじゃない。
憲法改正、日の丸・君が代強要、有事立法、自衛隊派兵・・・
これからの日本がゆっくりと、確実にどうなっていくのか。
私達の選択にかかっている。
面白おかしく、あるいは話題性のみを取り上げる
週刊誌やワイドショーに惑わされてはいけない。
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4 コメント

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Unknown (+Lhaca)
2005-08-20 10:28:27
ああ,ほんとですね。

私も,ちょっとのんびりしようと思います。



どんなに焦っても,なるようにしかなりませんもの。

決してあきらめてしまうのではなく,

その時の流れにゆったり乗っかってみる。



蝉がね,ここぞとばかり鳴いてました。

昨日の夕方。へたっぴぃな蝉もいました(笑)

子どものウグイスにも,下手なケキョケキョって鳴くのがいますよね。

まだ,赤ちゃんだから・・

でも,蝉は1週間しかこの空気を吸えない。

へたっぴいでも,懸命なんですよね。

懸命に鳴いて,次の命に譲り,

そして,時は移り,秋になる。



わたし,ちょっといろんなことに

わざと突っかかってました。

ちょっぴり自虐的でした(笑)

風屋さんにも,そんな風当たりしちゃったかも知れませんね。



ゆっくり,行きます。自然に。自分らしく。

あ,ひとりごとみたいでしたね。

今日は高校球児達の頂点の日。

がんばって欲しいです。どちらも。
返信する
>+Lhacaさん (風屋)
2005-08-20 17:12:19
うちの母ちゃんもさっきまで、

背中で高校野球聞きながら仕事してました(笑)

そして次男坊は、右目をパンダにしながらも

今日もユニフォーム着てグランドに飛んで行きました。

北の国のチームがボールを持てるのは4月から10月まで。

後はひたすら雪の上を走るのさ。



身に余るお言葉ありがとうございます。

ホントのところはのんびり、ゆっくりもしてなかったりして(^^;

宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」の本当の意味は

「サウイフモノ」になりたかったというだけで、

実は彼本人は「サウイフモノ」じゃなかったというのです。

私もそんな感じかも。

「のんびり、ゆっくりしなきゃ」って自分に言い聞かせる毎日です。

白鳥は見た目優雅でも、足は懸命に水掻いているのですよ(笑)



ところで、蝉は成虫になり土から出てから1週間の生涯ですよね。

ということは、今鳴いているのは1週間前に出てきたヤツら?

夏は1ヶ月も前に始まっていたのに遅すぎやしないかい?(笑)

教えて!!先生。
返信する
どうも (+Lhaca)
2005-08-21 11:50:34
暑い夏にお生まれだったんですね。

成る程,静・動ともに情熱的な

ご家族の首長様です。

おめでとうございます

PAN!( ^-^)∠※.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★



奥様と同じ体勢での観戦だったんですね(笑)



岩手は,宮沢賢治氏のふるさとでしたね。

いろんな意味で,教員の鏡たる氏です。

ひとつひとつが古い言葉としてではなく

息づいて響いてしまうのは

科学者的詩人の氏と,音と,教師たる氏への

あこがれかも知れません。



蝉ですが,7年間(種類によって様々)土の中で過ごし,

朝早く地中から出てきた羽化した成虫が

1週間鳴き続けてます。

うちの学校では樫の木の根本に

いっぱい穴があいてます。

煩さいほどの鳴き方ですが,

儚く聞こえちゃいます。



↓受け売り情報ですが・・アブラゼミ

http://www.adachi.ne.jp/users/seibutu/ikimono_pages/aburazemi.htm
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>+Lhacaさん (風屋)
2005-08-21 20:11:36
セミ情報ありがとうございます(笑)

夏になると土から出てきて1週間の命・・・

とかつて本で読みましたが、

夏になったからといってみんな一斉に出るのではなく

ちゃーんと早番遅番があるんですね(笑)

夏中変わらず聞こえてくる蝉の鳴き声ですが、

自然の摂理による時間差攻撃に不思議を感じます。
返信する

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