風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

北国列車

2012-04-23 | 音楽
ぼくが君を追いかけてる 夢から目覚めた時は
汽車は夜を走りけつづけ 朝の駅に着いたところ

 君を忘れるため 長い旅に出て
 旅の終わりに この街を選んだ

去年の今頃 汽車にのり 二人で旅した北国の
あの雪の白さが何なぜか 忘れられずに


ぼくの他には あと少しの 人を降ろしただけで
汽車はすぐにまだ暗い 朝に消えて行った

 おもいきり背伸びをした  薄暗い空に
 君の星座がまだ光ってる

君の生まれたあの星が こんなにきれいに輝いて
君と暮らした東京では 見たことなかったけれど


 君を忘れるため 長い旅に出て
 旅の終わりに この街を選んだ

去年の今頃 汽車にのり 二人で旅した北国の
あの雪の白さが何故か 忘れられずに

        (詞・曲:伊勢正三 歌:風)



泣きたくなるほど懐かしい。
歌ももちろんだけれど、夜行列車。
大学時代、帰省の時にはよく利用したものだ。
深夜の上野を発ち、
夜明けとともに懐かしい風景が車窓を流れる。
隣り合わせた知らない同士でお菓子や果物を交換したり、
同じ訛りに同郷を確認し合ったり・・・。
車内に充満する酒と煙草と弁当の匂いや
車内の暖気と外の冷気で結露となった埃だらけの窓辺も
今となってはセピア色の思い出。

(→懐かしい夜行急行の思い出
コメント
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