〔見沼:その2〕1月30日(日)、見沼自然公園散歩で見かけた野鳥たち。
この公園は平地で広い。遊歩道はあるものの、園内はどこにでも自由に立ち入れる。7年振りなので、よく行く北本自然観察公園との勝手の違いに困惑。双眼鏡も持たない一般人がバードウォッチングらしきことをしようにも、どこを見たら良いのかも分からず、最初は右往左往。困った時のバーダーさんも、この時はほぼいない状態だった。それでも、動く野鳥がいれば目にとまるもので、幾つか記録することもできた。
●シメ(アトリ科シメ属の漂鳥;日本の中で季節的な移動をする鳥)
飛んできて地面を突いて枝にとまった。何かの種をゲットしたようだ。
模様のせいか目つきが悪い。大きい嘴は冬は白っぽく、夏(繁殖期)は黒っぽくなるという。
●ツグミ(ヒタキ科ツグミ属の冬鳥;秋から冬にかけて日本に渡来する)
カラカラの見沼代用水を見ていたら、フェンスを挟んですぐ近くにいて驚いた。フェンスが目くらましになるのか逃げない。
●カワラヒワ(アトリ科ヒワ属の留鳥;同じ地域に一年中生息する)
数匹飛んできて葦原の中に入っていった。葦の隙間からかろうじて茎にとまる姿が見えた。初めて見る野鳥だと思う。
後で調べたところ「カワラヒワ」だと思う。尾は魚の尾のような形で、羽の黄色がキレイ。
●ホオジロ(ホオジロ科ホオジロ属の留鳥)
名前は聞いたことがあってもなかなか見ることはなかった。過去に「ひょっとしてホオジロ?」と思ったら、カシラダカやミヤマホオジロ。今回はホオジロだと思うけど、だとしたらこれも初掲載かもしれない。
●モズ(モズ科モズ属の留鳥)
この冬は、いつになくモズを見る機会が多い。どこに行っても目にとまる。何故なのか不思議。このモズは「見沼自然公園」隣の「さぎ山記念公園」にいた。
●カワセミ(カワセミ科カワセミ属の留鳥)
公園を一回りしたので帰ろうと思ったら、池のカモやバン(前回掲載)を見ながら、その先までもう一度行ってみることに。すると、青いのが飛んできて水辺の枝にとまった。
じゃまな枝が少ない位置をそろりそろり動きながら探す。カワセミが向きを変え、両翼の間の鮮やかな背中が見えた。
さらに右に移動しながら樹を回りこんで横顔が見えるところまできた。
この後、飛んで行ってしまったが、常にじゃまな枝はあったものの、最後にカワセミも見れてラッキーだった。
(次回は、用水を挟んだ「さぎ山記念公園」から)
頭部の大きいモズは可愛い感じがしますよね。
ラピスラズリって?調べて鉱石と分かりました。知りませんでした。キレイですね。
モズは、とてもかわいい鳥なのですね。
その他、いかめしいお顔の鳥さんもいますね。
私が一番見たい鳥は、カワセミです。ラピスラズリのような青色の羽が好きなんです。でも、なかなか観られません。
教えて頂いて感謝です。修正しました~。
そちらでは、雪の間は難しいかもしれないですね。
(カワラヒワですよね)
シメ、ツグミ、カワラヒワ、モズ、おまけにカワ
セミ。久しくこうした小鳥たちに親しんでいない
です。カワセミに関しては、以前の職場でよく
見たものなのですけどねぇ。