シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

旧松代町:原風景「星峠の棚田」と古民家再生集落

2022-05-18 | お出かけ

5月5日(祝)、帰省する際に十日町市(旧松代町)に立ち寄り観光。

■星峠の棚田
ここは、2009年8月以来で久しぶりに訪れた。NHKの大河ドラマ「天地人」のオープニングにも登場した棚田で全国区になった(?)と思われる。ただ、水鏡に雲海のある風景は早朝で条件が合わないとなかなか見られないだろう。

この棚田の特徴は、日本の棚田の原風景が残されている(感じられる)ところだと思う。


午後1時半頃に到着した。駐車場には十数台の車でほぼ満車。相変わらず人気があるようだ。


この駐車場と展望台は新しく整備されたもののようだ。先にはトイレのある駐車場もある。その間に「星峠宿CHAYA(茶屋)」ができていた。眺める位置によって棚田の風景も若干異なる。


農林水産省は、2022年2月に棚田地域の振興に関する取組が優れた棚田を「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」として、全国271地区の棚田を選定した。新潟県においては、8市町の36地区が選定され全国1位の選定数(約13%)となっている。

十日町市は14地区の棚田が選定され(約39%/県)、もちろん「星峠の棚田」も認定されている。同認定情報によると面積は30ヘクタールとのこと。
県内では、次いで佐渡市・上越市が各7地区、他の地区で名前を知っているのは津南町「結東の石垣田」、他の方のブログで拝見した長岡市の「比礼カカシアート棚田」などかな。
いずれにしても、後世に残ってほしい棚田ではある。

■古民家再生“奇跡の集落”
「星峠の棚田」にほど近い「竹所」という集落は、“奇跡の集落”と言われている。ドイツ人建築デザイナー「カール・ベンクス」さんが自ら移住し、自宅だけでなく幾つかの古民家を再生し、里山の魅力や田舎暮らしの醍醐味を、身をもって発信していくことで移住者も増えた。


数年前にNHKでとりあげていたのを観て、一度は訪れたいと思っていた。古民家は一般の住居なので見学はできない。離れたところから眺める。


また、松代の中心でかつて宿場町として栄えた「ほくほく通り」にも、同様に再生した古民家が点在している。

 


景観も再生し、住民の意識も変わり、村おこしに一役も二役も担っていると思われる。
なお、NHKEテレで『カールさんと(妻)ティーナさんの古民家村だより(2)2020夏』が、5月22日(日)午後6:00~午後6:30に再放送されるようだ。

■まつだい芝峠温泉「雲海」
「雲海」は、絶景展望風呂があり宿泊はもちろん日帰り入浴も可能。さらに、貸切露天風呂もあって、家族でゆったりできる。煩わしくない。1回60分 2,500円(入館料は別途)
午後3:30に予約しておいたが、少し早めに着いた。それでも、前の時間帯が空いていたようで午後3:20から規定の1時間となった。

貸切露天風呂は4つのカランがある内風呂と眺めの良い露天風呂がある。これを2人で使うので、何とも贅沢な時間を楽しめた。

ここからは、直接実家に向かう。その途中でも名も無き棚田を眺めた。

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GW2:帰省…棚田2・お寺2・美... | トップ | 十日町:「慶地の棚田」と「... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (ディック)
2022-05-19 20:42:31
十日町市(旧松代町)の「星峠の棚田」、この景色を見るのは初めてです。
「天地人」は見ていなくて、小説は別途読みました。
1枚目の写真、すばらしい景色です。人気があるのがよくわかります。
私はそもそも新潟県に足を踏み入れたことがないのです。ずっと仕事に追われていて、不動産の査定を理由に仕事のついでに立ち寄ったところしか知りません。京都・奈良でさえ、退職してから初めて旅行したくらいです。
「地理と佐渡の部屋」や「こちらのブログ」は、私にとって異世界への扉のような存在です。
返信する
ディックさん こんばんは (KAEDE)
2022-05-21 20:33:25
実家の方でよく見る棚田は、私には身近な農耕地ですが、棚田っていうのは多くの日本人にとって、原風景としてすり込まれているのかな~。外国人(白人系)も3人来ていましたよ。
新潟県は近い方ですよね。というか、埼玉県の方が近いですね。
返信する

コメントを投稿

お出かけ」カテゴリの最新記事