先週、いつもの立飲み(加島屋酒店)で楽しく飲んで、帰りしなレジにいるご主人に声をかけた時・・・・・何!?と目を見張るものをご主人が手にしていた。
横に10列、縦に5列に浅く仕切られた面を持つ、卵焼きのフライパンを大きくしたような木製のモノ。
「これは何ですか?」と訊ねると「硬貨を数える道具」だという。あ~なるほど、へ~こういうのがあるんだ!私は初めて見た。
実際に硬貨を入れるところを見たいとお願いすると、ご主人は100円硬貨を適当に片手にとり箱状の中に入れ何度か揺り動かす。ほどなく硬貨は升目におさまっていく。おお~思わず声がでる。
全部におさまると10×5=50枚ということだ。視覚的にも分かりやすい。
巷にはコインカウンターとかいう硬貨を重ねて数えるモノもあるが、永年使っているコレが便利だという。
でも、パッと見て、一升に1円なら2枚入るとか、500円なら入らないということは?・・・ないそうで、全ての硬貨が一枚ずつおさまるという。どの程度昔に作られたものなのか分からないけど感心する。
この道具の名前を聞き忘れたのでカチャッてみると、どうやら『銭枡(ぜにます)』というものらしい。江戸時代に両替商とか大店で素早く間違いなく勘定するために使われ始めたようである。
江戸の道具が平成になっても使われている。ん~素晴らしい。
ちなみに、江戸のモノは10列×8列の80枚単位。一朱銀なら全部で五両、二朱金なら8枚で一両×10列=十両になる。
加島屋酒店のご主人、お手間をとらせてしまいました。ありがとうございました。
この厚さと面積がミソですね。
縦にも横にも重ならない。ちょっとした発明です~。
昨日聞いたら、郵便局から譲り受けたそうです。
(・・・また行ってしまった。)
すごいな~と見てました。
古道具というのはイイものですね。
う~む、どういう仕組みになっているのか、わが目で確認してみたいです。
操作も覚えなくても、よさそうですし。
100年使えるかもしれませんね。
こうした優れもの。昔からあるものにも
こうしたものってありますよね。
なんかかゆいところに手が届く的な.
僕は初めて見ていますが、これは
便利です(笑)。
さて、今日は真夏日になるって言って
います。