北本自然観察公園へ7月27日(土)に行った際の生き物記録。
◆イチモンジカメノコハムシ
(一文字亀ノ子葉虫)ハムシ科カメノコハムシ亜科の甲虫。本州以南に分布。
2年前に同公園で初めて見た。その時はたまたまだったが、今回は遊歩道に説明板があり気づくことができた。
変わった昆虫だと思う。ほぼ円形で平べったく、体の中央部は褐色で、身体以上に広い半透明の甲羅=翅がある。平たいテントウムシのような本体を覆うように、半透明なお皿?甲羅?を背負っている感じ。
体長は1センチに満たない(8~9ミリ)。↓1のトリミング。右側が頭。
ムラサキシキブや近縁のヤブムラサキを食草としている。
幼虫はまだ見たことはないが、成虫と形状が異なるようだ。
◆ヤマトシジミ
(大和蜆蝶)シジミチョウ科シジミチョウ亜科。本州以南に分布。
よく見かけるチョウだ。幼虫の食草であるカタバミが多くみられる平地の道端や耕作地周辺に生息するようだ。前翅長は9~16ミリとサイズに違いがある。
ただ、今回見たヤマトシジミは、ケキツネノボタンにとまって吸蜜している。
他にも似たようなシジミはいるが、翅裏の模様が異なる。それに、分布からしても“ヤマト”だろう。
手元のポケット図鑑によると、都心でも繁栄している数少ないチョウの一つで、東京付近では春は比較的少なく、夏以後に個体数を増すらしい。
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