MVPとベストバウトに選ばれることは、レスラーにとっても名誉なこの大賞。しかし、今年はそんなことを全く思わせない「鈴木みのる」がMVPを受賞した。
一部では品格が無いとかいう意見も出たらしいが、それは違うと思う。鈴木は言う「金を払って見に来ている客を満足させるためだけだ。それがプロってもんだろ」。そのために自分のスタイルを確立させたのだから。
鈴木は、今年、3冠王座を戴冠した全日本を含め、10以上もの団体や興行に初参戦し、幅広く活躍している。
プロレスのために、プロレスファンのために…ありがたいことだ。
ただ、他の人が情けないってことだな。丸藤も三沢に勝っていれば…ということか。
猪木さんほどじゃないにしても、毎年絶対的なヒーローが生まれてほしいと思うのよね。
受賞者の一覧です
○優秀選手賞:鈴木みのる(パンクラスMission)
○年間最高試合賞:丸藤正道 vs KENTA(ノア10・29日本武道館)
○最優秀タッグ賞:ブードゥー・マーダーズ(TARU、諏訪魔、近藤、YASSHI)
○殊 勲 賞:丸藤正道(ノア)
○敢 闘 賞:棚橋弘至(新日本)
○技 能 賞:CIMA(ドラゴンゲート)
○新 人 賞:HG(ハッスル)
○女子プロレス大賞:該当者なし
○話 題 賞:メカマミー(ユニオン)
○カムバック賞:高山善廣(高山堂)
○功 労 賞:大木金太郎さん、ブラックキャットさん、永源遙、ラッシャー木村
今は、団体に所属する王者が防衛記録を重ねてやっとMVPかな。でも、相手はフリーの選手や他の団体の選手だったり。
あとフリーの選手は自分でマネジメントできるので、メディアへの露出が違いますよね。イコール人気につながるのでマッチメークにも良い影響を与えるだろうし…団体所属の選手も団体もガンバレ~。