昨日、仕事に出たついでにチラッと見てきました。
9月16日~18日、日本橋小舟町の八雲神社「天王祭」。通常は4年ごとに行われ、昨年がその年にあたったが、新型インフルエンザや景気悪化等の影響で延期され、今年5年振りの開催となった。
天王祭は、神田祭・山王祭と並ぶ「江戸三大祭」の一つ。ただ、神田祭や山王祭が幕府による「天下祭(官祭)」として山車が練り歩く祭礼であるのに対し、天王祭は庶民による荒々しい神輿祭り。
かつては神田・日本橋・京橋のさまざまな町が参加したというが、現在は小舟町だけが同祭りを受け継いでいるようである。
昨日は最終日で、夕方近くに、大神輿が町内を回っていた(本社大神輿渡御)。
広い通りには大神輿と大ぜいの見物人。
しか~し、広い通りだけではい。・・・狭い路地に曲がる。「どうなるの~?」と思ったが、皆さん慣れたものだった。
路地では、たまたま、建物の植え込みの上に立つ事ができたので、良く見えました。狭い路地は人だらけに。
1か月前頃、近くの銀行ロビーにこの大神輿が展示されていた。その時にいただいた資料によると、
関東大震災後、行徳の神輿師後藤直光は当時最高の技術と粋を集めて、3年の歳月を費やし、昭和7年に造り上げた日本有数の絢爛豪華な大神輿。現在では、これ程の神輿を造る職人はいないそうであり、金銭では計り知れない価値のあるもの・・・だとか。
何はともあれ、江戸の歴史にすこ~しだけ振れ、江戸のころはもっと賑やかだったのだろうな~などと思いにふけておりましたな。
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