シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

川場村:名水の里 天神、兜滝、コテージ

2020-03-18 | お出かけ

2月23日(日)ランチ~ 〈前回からのつづき。川場村紀行〉
『道の駅 川場田園プラザ』は、前日の昼時よりも混んでいた。ここで何かしら食べられる店は10か所ほどあるようだが、今回の目的は「ミート工房」の『ライブの山賊焼』。すぐ裏の工房で作られる「ハム・ソーセイジ」を茹で上げ、アツアツの鉄板で焼いたもの。ドイツで修業し資格をとった職人が手作りしているらしい。

ここに私が並び、妻は「田園プラザベーカリー」でパンを求めて並ぶ。早かったのはパン。
席は満席。ビニールハウス型の休憩所も満席。オープンな屋根付き休憩所は寒い。雪は降る。仕方なく車内で食べることに。でも、暖かい車内で降る雪を見ながらの美味しいランチは悪くない。(ライブ山賊焼の写真を撮り忘れた。)

名水の里天神(滝の沢名水公園)
前日、川場村入りして最初に立ち寄った処。軟らかい感じの美味しい水で、ペットボトルに入れて持ち帰ろうと、食事後に再び立ち寄った。駐車場1台分と東屋(休憩所)がある。↓写真は前日。

裏側に蛇口が2つ(?)あり、両日とも多数のポリタンクを用意して汲んでいる方がいた。地元の方も利用しているようだ。

この後は、帰ることにして沼田ICを目指す。途中、沼田市に近い川場大橋手前のポケットパークでトイレ休憩をし、用を足した後、設置されていた観光案内図を見ながら、最後に「兜滝」を見たいと考えていたことを思い出す。ちょっとUターン。

 

兜滝
ナビ任せで平地の田に沿った農道を進む。こんな平地に滝?道を間違ったのかと思い始めたら小さい案内板があった。右に折れ、狭い道路の先には数台分の駐車場。滝と川はそこから見下ろすように見え、階段を降りると滝の下まで行くことができた。

滝の流れは、岩肌を細かく跳ねながら滑り落ちるような感じ。ちょうど良い水量に見えたが、普段はどうなのだろう。


案内板によると~高さ、幅とも10mほどで、石英安山岩の岩壁から成っている。滝の中程に大がまの段があり、勢いよく流れ落ちた水がこの段にぶつかり跳ね上がる姿が兜に似ていることから名付けられた~という。


横~上方から見ると、“大がま”の段が分かりやすい。そして、兜っぽい。
滝口からも眺める。平地に現れた滝は不思議。上と下での地質の違いなのだろう。


そのすぐ上流では人工的な堰のようなものがあり、さらに右側には水門があって、水路に流れるようになっていた。農業用に水を引いているのだろう。

↑ちょっと分かりにくい画になってしまったのは、タネツケバナ(orミチタネツケバナ)が気になったので・・・(それも分かりにくいけど)。

ところで、観光協会などのWebサイトでは「落差20m」と記されているが、10mが正解だと思う。堰までだと+数mか(?)。


ここを午後1時半頃出発し、改めて帰路につく。
高速は順調だが、途中で眠くなりSAで30分仮眠。家の近くまで行き、ガソリンスタンドで洗車機。雪道の汚れを落としてから帰宅する。一泊二日の有意義な行程だった。

ちなみに、トリップアドバイザーでの「人気のある川場村の観光スポット」として紹介している以下のスポットを見てきた。
 1. 吉祥寺 
 2. 川場田園プラザ (道の駅)
 4. 永井酒造
 5. 土田酒造
 7. 武尊神社
 8. ふれあい橋
 10. 川場フィッシングプラザ ~眺めただけ
 11. 兜滝
他の、3.川場リゾート(スキー場)、6.清流公園、などの季節モノと、9.日本切り絵百景館 川場創作の里(閉館中)なので、ほぼ観光スポットは制覇したことになる(といえるかな?)。また、それぞれ数分~十数分と狭いエリアにおさまっているのが良い。
ただ、吉祥寺の緑の季節も見てみたいし、温泉も気になるので、また機会を作りたいと思った。

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コテージ
最後にコテージでのことも記しておく。※追記:「コテージ」と単に記していたが、より分かりやすく表現すると「コテージスタイルで総檜風呂付のペンション」。
「道の駅 川場田園プラザ」からでも約16分ほど(Google調べ)だが、標高は田園プラザ515m、コテージ1050mと500mの標高差がある。近づくにつれて雪がところどころに残っていた。コテージの周囲には民家や建物はなく山の中。

コテージのオヤジさん(オーナー)曰く、川場スキー場の一年前に開業したという。約31年前のことだ。コテージの建物はそれなりの歴史を感じる。コテージは3棟あり、それぞれ2室に区切っているようだ。2人用の部屋の中は必要最小限のスペースで、お風呂は総檜。

食事は管理棟(?)の広間で頂く。この日の宿泊は我々一組だったので、広い個室で頂いている雰囲気。オヤジさんは元板前(花板)で、「洋風っぽいのは作れないので、お口に合えば・・・」とか言うけど、美味しく頂いた。

↑最初に撮ればよかったけど、すでに一杯&つまんでいる。鍋は画に入りきらなかった。
けっこうな量の料理と日本酒+芋焼酎のお湯割り、時々オヤジさんとの会話・・・・・で、お腹いっぱいになった。事前に部屋でゆっくり飲もうと思って買っておいた地酒は飲めなかった。
総檜のお風呂は気持ちよかった。夕食前、寝る前、朝と3回利用した。

◇朝散歩
せっかくの自然の中なので、朝散歩をしようと思っていた。前日の夕食時、オヤジさんが「コテージの裏でも熊やカモシカなどが現われる。野良犬よりも熊をみる機会の方が多い。朝、歩くなら熊鈴貸すよ」と言っていたけど、近場なのでと断った。

朝から少し雪が降っていた、朝食後に一人で出かける。


林道(?)を歩いていくと、徐々に雪が多く風も強くなってきた。森が「ゴー」と鳴く。


森が鳴ったらダメだ。傘もカメラもヤバイ感じ。横からの吹雪で半身白くなる。戻ることにした。

「あれ、もう戻ってきたの」と妻に言われた。実際15分も経っていなかった。ちょっと残念な朝散歩に終わった。とはいえ、新潟県の豪雪地出身の自分としては、かなり久しぶりの吹雪だったので、何とも表現し難い郷愁のような想いを覚えた。


★川場村紀行
 (追記)
川場村:2月22日~23日(全体行程など)
川場村:虚空蔵堂、展望台など
川場村:永井酒造、吉祥寺(臨済宗建長寺派)
川場村:武尊神社、土田酒造、ふれあい橋
川場村:名水の里 天神、兜滝、コテージ

コメント (6)
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