シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

オリヅルラン

2008-10-26 | 我が家~植物・生物

先週、日記を書いた時の「○○ラン」は、「オリヅルラン」と教えてもらった(コメントをいただいた)ので、カチャカチャしてみた。

南アフリカ原産のユリ科に属する常緑多年草。「ラン」と付くが、花は春から夏にかけて白い小花をつけ、蘭のものとは構造がまったく違いラン科の植物ではないそうだ。この小さい花はけっこうカワイイが開花日数はとても短い。

先日「枝みたいのが伸びて小さな花をつけ、子○○ランがいくつかできる…」と書いたが、この枝みたいな細長い茎は「ランナー(匍匐枝・ほふく茎・走り茎)」といい、これを出して子孫を増やすわけだ。ランナーはけっこう出てくるのだが、某サイトに「株の生存本能をくすぐるようなことをするとランナーを出す。根詰まりさせる、水をやらない、遮光する…」とあった。つまり、我が家のオリヅルランはツライ環境にあるのかもしれないな。(すぐ大きくなるから根が一杯になるし、植え替えもスグにはできないし、水やり忘れるし・・・ごめんなさいね。)

学名:Chlorophytum comosum、和名:オリヅルラン(折鶴蘭)、英名:chickens(ひなどりたち)
和名は、ランナーの先に出来た子株を「折り鶴」に見立てた名前のようだ。確かに、ぶら下がったランナーにちょこんと付いている、生まれたばかりの子株はそんなふうに見えないこともない。小さい子株だけど…この時が一番イイ感じだ。
たくさんぶら下がるので、英名のようにひな鳥に見える?かな~?日本人的にはイマイチだな。

緑の葉に白い斑が入っているのが一般的で、細長い葉の真ん中に斑が入る「中斑オリヅルラン」と、葉の両側に斑が入る「外斑オリヅルラン」があるそうだ。我が家にはこの2種以外に、緑1色の斑のないものもあるが、これは希少のようでオリヅルランの原種だという。個人的には子株は中斑(がカワイイ)、中くらいは外斑(の葉の開きがイイ)、大きくなると原種(シュッとしている)だな。

我が家のオリヅルランからそれぞれ紹介すると、
▽外斑オリヅルラン:外に置いている。(先ほど撮った)

▽中斑オリヅルラン:出窓の左側に置いている。葉が一番大きい(夜撮ったモノ)

▽原種:出窓の右側に置いてある。少し大きくなった子株付き(夜撮ったモノ)


オリヅルランは、その見た目の美しさというか繊細な感じとは違って、かなり丈夫なのがイイね。どこに置いても育つ。育てやすい観葉植物だ。しかも、前述したように、やたら増えるので、一家に一株あると重宝するでしょうね。寄せ植えでも、吊るしてもいいしね。ついでに、花言葉は「子孫繁栄」だし。

ちなみに、我が家のオリヅルランは、以前会社で増えすぎたので、子株をいくつか自宅に持って帰ったもの。子株を水に挿し、根が出たらセラミスや土に入れる、大きくなる。で、ランナーが出え~の、どんどん育ちぃ~の、増えすぎ~の。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする