シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

永久影の氷

2008-10-24 | 自然・環境とか

昨日、為替の値下がりのことを書いたけど、今日も落ちてるな~(円高)。日経平均も8,000円割れたし。どうなっちゃうんだろう!いつも強気の米国は何やってんのかね。日本も首相が変わったけど何やってんのかね。まったくもう!・・・それはさておき。

月で氷の存在が期待されていた「シャックルトンクレーター」について、宇宙航空研究開発機構の研究チームは、探査衛星「かぐや」による調査で地表に氷は見つからなかったとの結果を、23日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した・・・というニュースをみたのだが。

氷が見つからなかったというのは、どうして分かったのだろう、触ったわけでもあるまいに、記事だけでは分からんな~と思ったら、「かぐや画像ギャラリー」のリンクがあったので、こちらを見てみた。すると「クレータの内部には、水氷と見られる高い反射率の場所は存在しませんでした。このため、クレータ底部の表面付近には、水氷は露出した形で大量に存在する可能性はないことになります。水氷があったとしても非常に少ない量で土と混ざっているか、あるいは土に隠れてしまっています。」とあった。なるほどね~。

かぐや画像ギャラリー>地形カメラ>シャックルトンクレーターの説明は面白かった。『永久影』という単語も知ったし、ニュースでは「太陽光がわずかに差す」とあったけど、クレーターの底部を直接照らすのではなく、「太陽が、クレータの縁が傾いた方向にくるとき、クレータ斜面への入射が多くなり、内部を照らす散乱光も多くなる。」そこから、詳細な3次元立体視画像が作成できたわけだ。
ついでに知ったけど、「長岡クレーター」とか「木村クレーター」ってのもあるんだね。

それにしても、撮影に成功したのは昨年11月とのこと。その後のデータ分析に時間はかかるだろうと推測はできるけど、発表まで1年近くもかかることなのか?別に根拠はないので、かかると言われればそれまでなんだけどね。分からないな~。
それに、サイエンスに発表することが何よりも優先することなのか?日本の研究チームなのに。分からないな~。

コメント
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