シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

ウニの遺伝子数が人とほぼ同じ

2006-11-13 | 自然・環境とか

先週末のニュースだが、タイトルと同じコピー(毎日新聞)で内容は、
ウニのゲノム(全遺伝情報)の解読を、欧米の研究チームが完了した。遺伝子数はヒトとほぼ同じ2万3000個で、遺伝子の70%がヒトと共通していた。研究チームは「遺伝子レベルでは、ハエや線虫に比べヒトに近い。このデータは進化の解明につながる」と…驚いたらしい。

さて、70%は「ほぼ」といえるのか?
辞書では「全部あるいは完全にではないが、それに近い状態であるさま」とある。
70点を「ほぼ100点」とは誰も言わないよね~。

そして、何でウニなんだ?
当方の無知はかなり高い棚にあげておくとして、どうして比較の対象がウニとハエなんだろう?他の生物では実験の対象にならないということか?

どうも解説が分かりにくい。そこで、さらにネットで調べてみると、
 ヒトから遠い種のゲノムを解析して比較する理由は、両者に共通する遺伝子があれば、その遺伝子が今日まで保存されてきたことには何か大きな理由があると考えられ、研究する価値があるということになるからだ。

なるほどね~フムフム。ン?続けてこうある。
 しかし、パールジェン社が行なったような研究、あるいは先ごろローレンス・バークレー国立研究所のエド・ルービン博士が2月28日発行の『サイエンス』誌に発表した論文などは、進化的に遠い種のゲノム解析も重要だが、むしろヒトにより近い種の方がヒトの健康に関する重要な手がかりとなり得ることを示している。

それなら、ヒトに近い種での解析を進めたらいいんじゃないの?
よう分からんな。一般ピープルがそれほど気にしなくて良いニュースなんだな、
ということにしよう。

コメント
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