因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2021年5月の気になる舞台と俳句の予定

2021-05-01 | 日記
 4月25日に発令された緊急事態宣言によって、舞台の中止や延期が相次いでいます。出口が見える気配はなく、いっそう不安が募りますが、再会を期する公演を含め、以下今月の予定です。

演劇集団円公演 マーティン・マクドナー作 寺十吾演出『ピローマン』→来年3月に延期が決定。意識したわけではないが、いくつかの座組で観たこともあり(2013年名取事務所、2018年Triglav)、これまでマクドナー作品を何度か取り上げてきた円(2004年『ビューティ・クイーン・オブ・リーナン』(未見)、2006年『ロンサム・ウェスト』、2009年『コネマラの骸骨』)の舞台をぜひ来年の桜の季節に。
渡辺源四郎商店 第35回公演 親と子を考える3作連続上演より
 畑澤聖悟作・演出『親の顔が見たい』…2009年の劇団昴公演を観劇した(当blog記事無し)。心に鈍い痛みの残る舞台で、さまざまな劇団の俳優が顔を揃えるこの度の座組を楽しみにしていただけに残念だ。しかし上演予定期間中に舞台収録を行い、映像配信を行うとのこと。特設サイトはこちら
理性的な変人たち vol.2 『オロイカソング』
 一昨年の『燃えるスタアのバラッド』は強烈だった。この度の公演チラシには「三世代の女たちの物語、私たちの疵者(オロイカ)ソング」のコピーが踊る。果たして?配信も決定。
*唐組 第67回公演『ビニールの城』(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11
 2019年の秋公演から早々の再演に喜んだが、新宿・花園神社の初日は日延べとなり、さらに近隣の飲食店の理解を得られず、下北沢公演中止の報に愕然。花園神社での追加公演が決まったことに少し安堵している。
*演劇ユニットRing-Bong 第9回公演(1,2,3) 
 山谷典子作 藤井ごう演出『みえないランドセル』 
 今年1月の公演が延期となったもの。トークゲストも充実しており、実現を切に願う。
五月大歌舞伎
 今月11日までの休演が決まっており、その先もどうなるか。例年の團菊祭ではなく、中村吉右衛門の休演も淋しいが演目は充実。
朱の会 vol.4「Express 劇的 朗読世界」(1,2,2'
 前々回の再演の演目が多くあるが、先日の稽古場取材で演出のハードルがかなり上がっていることを知り、これはすべて新作の心意気十分とお見受けした。心して。
*パルコ劇場『ピサロ』
 昨年3月、PARCO劇場オープニング・シリーズ第一弾として開幕し、45回の公演が予定されていたが初日が延期され、10回の上演で幕を閉じた。1年後のアンコール公演も困難が予想されるが、ぜひにと祈る。

 俳句についてはメール句会、オンライン句会が定着しました。句座を囲む実感や楽しさは変容するも、ある種の安定感があります。仮想吟行なども企画され、現場を体験した感覚を即座に詠む吟行の醍醐味(と同時に難しさ)を、想像力で補い、心を遊ばせる柔軟性が欲しいところ。
*かさゝぎ勉強会…枕詞「たまのを」「いそのかみ」/季語「鮎」
 課題として、枕詞を詠み込んだ句を提出するのだが、これが四苦八苦。ただでさえ17音しかない俳句に、それだけではほとんど意味のない枕詞を入れ、それに掛かる言葉も詠み込んだ上、季語は季語として必要なのだから制限だらけの難行苦行。しかし出来上がった皆さんの句を拝見するのは大変楽しいから不思議なもの。指南役の方は「言霊の力」と喜んでおられます。
*十六夜句会…「若葉」一般、「風青し」風、青いとなると『晴天を衝け』の渋沢栄一というか、吉沢亮くんが即座に思い浮かぶなあ。
*金星句会…「風青し」、「キャベツ」

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