草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

韓国の横暴な態度に対しては日本も身構えるべきだ!

2013年03月22日 | 政局

 日本が弱腰だと思うと、かさにかかって攻撃してくる。今の中共や韓国の横暴な態度に対して、怒りの声を上げるのは当然だろう。中共の一部が「沖縄を自国の領土だ」と主張したらば、今度は韓国の京畿道の地方議会が「対馬は韓国のものだ」との決議文を採択した。ここまでされれば、日本も黙っているわけにはいかない。いかに韓国が自由と民主主義の価値観を共有するといっても、あまりにも目に余る。歴史家の一部の人たちは、朝鮮半島を通して文化が伝わったことを強調している。しかし、実際はそうでない方が大きいのである。倉前盛通と小室直樹の対談本『世界戦略を語る』(世界戦略研究所編)を読み返していたらば、倉前がズバリと斬り込んでいた。平安時代以前の仏教や、徳川時代の儒教の影響は認めても、それ以外はたいしたことはないというのだ。「平安時代以後、仏教には半島の影響は何もないわけでしょう。鎌倉仏教は全く朝鮮とは無関係だし、能、狂言、連歌、俳諧、茶の湯、生け花、歌舞伎、文楽、江戸の町人文学、紫式部、清少納言、源氏物語、平家物語、太平記、近松、西鶴、芭蕉等、ほとんど半島と縁がない」。戦後の日本人はあまりにも卑屈になってしまったのではないか。アメリカだけでなく、近隣諸国からも甘く見られている。まずは日本の古典を学ぶべきだろう。そうすれば日本文化への自信を取り戻すことになり、外敵に立ち向かう勇気がわいてくるはずだから。


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英語帝国主義の前に屈することなかれ!

2013年03月22日 | 世相

 アメリカ人であっても、ろくに英語が使えない国民が増加している。そう言われているなかで、ここで日本がアメリカの一つの州になりたいがために、英語教育に力を入れる。これこそまさしく、属国化を進めることではなかろうか。そこまでしなくても、英語を話したりすることは、翻訳ソフトの発達で、誰でも可能な時代になった。あえてそこまでやろうとするのは、アメリカニズムに身も心も捧げたいのだろう。自民党の教育再生実行本部は「英語検定試験「TOEFL」で一定以上の点数を取ることを全大学の受験・卒業の条件にすること」を提言するとか。考える言語は一つしかない、と江藤淳がどこかで書いていたのを覚えている。英語帝国主義の前に膝を屈してしまえば、日本人は日本人でなくなるだろう。英語をいくら学んでも、最終的にはその人間の言語能力なのである。そのベースとなる日本語の力がなければ、かえって混乱を招くだけだ。日本のインテリ層は、庶民と自分たちを区別する意味で、英語中心のコミュニティを形成していくのだろう。夏目漱石が狂気の一歩手前までいたった日本と西洋との分裂も、過去の出来事になるだろう。今の段階で無理をして国際化しなくても、世界趨勢に逆らえないのは確かではある。しかし、その前にすべきは、言葉の点でも日本が国家として身構えることではないだろうか。日本語こそ、日本人が守らねばならない、最後の砦なのだから。


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