草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

アベノミクスを成功させるためにも賃金のアップを!

2013年03月14日 | 経済

 安倍晋三首相が旗振りをして、労働者の賃金のアップを主張している。今日はトヨタ自動社の豊田章男社長と首相官邸で会談し、ボーナスで満額回答をしたことに対して、謝意を示した。本来であれば、雇用や賃金を守るために、ナショナルセンターの連合が立ち上がるべきだが、そうならないのが日本の労働運動なのである。稲葉振一郎の『経済学と教養』でも賃金のアップが取り上げられており、それを真っ先に提言したのが、ロナルド・ドーアであることを知った。金融緩和に匹敵する効果を上げる可能性があるという。しかし、それを実行に移すにあたって、障害として立ちはだかるのが、企業別組合である。企業と一蓮托生であっては、目先のことに目を奪われてしまい、そこまでマクロ的な力を振るのは無理だからだ。稲葉は「ミクロ的な水準では各労働組合が企業の外側に立つ『対者』となることによってこそ、よく達成しうるはずだ」と書いている。つまり、その考えというのは「抵抗が公共性へとつながりうる」というのだ。そして、その抵抗の主体は、労働組合に限らないのである。農業セクターや地方なども含まれる。あくまでも不況局面の場合に限定されるとしても、平等を訴えて既得権益を維持しようとした方がプラスに働き、「経済の効率を上げ、公益にかなうということもありうるのだ」と指摘している。デフレ不況を長引かせた原因の一つは、牙のなくなった労働組合のせいなのである。アベノミクスはそこまで踏み込もうとしている。強い日本を実現するために、あらゆる方策を動員しているのである。


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朝日NHKと真っ向勝負の中山成彬代議士を断固支持する!

2013年03月14日 | マスコミ評

 日本維新の会の中山成彬衆議院議員の予算委員会での画像を、NHKが勝手に削除した件については、ネットで大騒ぎになっているが、マスコミは一切沈黙を守っている。そこに日本のマスコミの異常さを感じるのは、私だけではないだろう。そうした措置を取ったために、かえってNHKは墓穴を掘ったようなものである。これに対して、中山議員は、その動画を自らアップして、一歩も引かない覚悟だ。1万人の職員が高給で優遇されているのと合わせて、NHKの信用はまたまたガタ落ちである。その動画にこだわったのは、中山議員に「慰安婦」の強制連行を否定されてしまうと、自分たちの立場がなくなるからだろう。その点では、実際に「慰安婦」問題を捏造した朝日と同罪である。日本のマスコミを代表する朝日とNHKが、このざまなのである。国民のマスコミ離れが加速して当然だ。朝日の場合には、「国会に来ていただきたい」とまで中山議員から呼びかけられたわけだから、社としての立場を、明確にすべきだろう。それを頬冠りするのは、読者への裏切りにもなる。中山議員の一撃は、巨人兵士ゴリアテを倒した、ダビデの石と同じ効果を上げている。後はゴリアテのように、音を立てて崩れ落ちるだけなのである。これまでは、日本という国家を否定し、あろうことか韓国や中共に媚びてきたマスコミが、日本の言論界を支配してきたが、ようやく批判の矛先が向けられるようになったのである。


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