草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

新自由主義を押し返せすのは加藤紘一ではなく保守だ!

2013年03月24日 | 政局

 能力的にも高く評価され、宏池会を背負って立つべき人材であった加藤紘一も、晩節は惨めなことになりそうだ。赤旗の取材を受けてヘラヘラ喋ったことを批判するのではない。小沢一郎が新自由主義のイデオロギーを振りかざし、加藤らを守旧派と決めつけたときには、あそこまで闘争心があったのに、どうしてそれを失ってしまったのだろう。トクアミクスの代弁者となって、中共ロビーになっていられないだろう。リベラルと煽てられて調子に乗るから、見当違いな行動をするのである。今の日本は戦後レジームからの脱却が急務である。自主防衛力も強化しなくてはならない。自分の腕を縛ってしまって、アメリカとの対等な関係もないだろう。どうして加藤は、保守の旗を降ろしてしまったのだろう。加藤は姜尚中との共著『創造するリベラル』で、竹中平蔵を名指しで批判した。「あの人がこの5、6年日本社会を悪い社会に変えちゃったな、と云う風に私は思っていますが、そのグローバリズムというのはアメリカから来た主義主張をそのまま受け取ること、経済活動において適応すること、基本はマーケットニズムにあることです」。新自由主義のグローバリズムを槍玉に挙げるのは私も同感だが、その後がずっこけている。「こうしたことから少し離れてみょうじゃないか、というのが今日的なリベラルだと思うんです」とぬけぬけと言ってのけたのである。どうして護憲勢力が新自由主義を押し返せるのだろう。国柄を守ろうとする保守だけが、新自由主義と真っ向から対決できるのである。


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国際基準に合わせて日本も早急にスパイ防止法の制定を!

2013年03月24日 | 政局

 TPPは単なる経済協定ではなく、サイバー空間における産業スパイへの対処も、参加国が共同歩調を取るようになるのだという。これは明らかに中共を想定しており、アメリカは参加国との危機の共有を図ることで、同盟関係を強化するのが狙いなのだろう。その部分だけは、日本にとっても怪我の巧妙ではなかろうか。異常なスパイ天国となっている現状を改めるためにも、それに歩調を合わる振りをして、スパイ防止法を策定すればいいのである。しかし、嘆かわしいのは、日本のインテリジェンスである。アメリカに言われなければ、そんなこともできないのである。日本の国益を守るためではなく、アメリカの国益に影響するから、というのである。情けないにもほどがある。世界は情報戦である。マスコミやインターネットを通じて、様々な情報が飛び交っている。外国から金銭をもらって、その手助けをしている人間も、かなりの数にのぼるだろう。それを放置しているのが、今の日本なのである。たとえスパイを働いたとしても、重罪は科せられない。民主党政権下で起きた中共大使館元書記官のスパイ疑惑にしても、警察は涙を呑むしかなかった。政務三役が機密を漏らしたとしても、罰則規定ががないのである。私はTPPには反対だが、それを口実にして、スパイ防止法を制定するのには大賛成である。災い転じて福となすべきだろう。


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