加東市貞守(長貞地区)に一本の道標が立っています。この歴史ブログで常夜灯を紹介しましたが(平成19年3月)、道標はそのすぐ近くの用水路に沿った旧道に立っています。
建立年は安永八年(1779)と刻まれています。江戸時代の半ば、あの田沼意次が老中の頃ですからずいぶん古い道標です。アメリカ合衆国の独立宣言が出されたのがこの3年後ですからね。
道標の上部には仏様が刻まれており、その下に「左 きよミす たんば 道」「右 大川瀬 あい道」と刻まれています。すぐ側を用水路があり、ゆったりと水が流れていますが、大川瀬からの水だそうです。
建立年は安永八年(1779)と刻まれています。江戸時代の半ば、あの田沼意次が老中の頃ですからずいぶん古い道標です。アメリカ合衆国の独立宣言が出されたのがこの3年後ですからね。
道標の上部には仏様が刻まれており、その下に「左 きよミす たんば 道」「右 大川瀬 あい道」と刻まれています。すぐ側を用水路があり、ゆったりと水が流れていますが、大川瀬からの水だそうです。
他にも「近世における河川潅がいと入会慣行 (II)」等、この水の歴史をまとめた資料は数件あるようです。奥深いものですね。