20日(水)、事務所から家に戻ろうと外へ出ると、もう暗くなっており、空に明るく光る月が浮かんでいました。きれいな上弦の月です。向かいの家の祖母に抱かれた孫ちゃんが、空を指さして「ちゅき」と教えてくれました。
今年最後の上弦の月です。さっそく家に戻って庭でカメラで撮りました。ズームしてみると望遠鏡がわりになり、下の方のクレーターがくっきりと見えました。月にはクレーターがある、と知ったのは、小さい頃、隣の家のお兄さんが手作りの望遠鏡で月を見せてくれた時でした。その時に受けた強い印象が、70歳になってもクレーターを見る度に蘇ってきます。
今、人類が再び月面をめざした動きが活発になっています。少年時代の月面着陸の感激をまた味わえるのでしょうか。