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今日も「皇國の護り」(昭和8,9年頃大阪朝日新聞社発行)に掲載されている飛行艇の写真を紹介します。
以前、新明和工業の飛行艇製造工場を見学したことがあります。有名なUS-2の高い性能に感銘を受けました。前身の川西航空機の飛行艇製造技術を継承し、世界一の性能を誇っています。
写真の一つは「九〇式第一号飛行艇」です。「帝国海軍が誇る巨大なる大空の精鋭」が「波を蹴ってスタートの刹那」とキャプションが入っています。もう一つは、「一四式水上偵察機」の水上滑走の光景です。飛行艇は、偵察や戦闘、人員輸送などに使われたようです。
今は、US-2は海上自衛隊の救難艇として活躍しており、辛坊治郎氏を救出したことでも知られています。世界では、消防飛行艇としても使われているとのことでした。波が高くても、短距離で離発着できるUS-2は図抜けた性能を持っています。
2枚の写真には、何か郷愁のようなものを感じます。