ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

兵庫県蚕業試験場写真 昭和4年の講習部卒業記念写真

2022年06月17日 05時09分14秒 | Weblog
 

 加東市社の旧家に保存されていた古い本の中に2枚の写真が紛れ込んでいました。裏には、「昭和4年十一月三十日 兵庫縣蚕業試験場 講習部(八ヶ月)研究科第四回卒業記念写真」と書き込まれています。
 インターネットで、「ヒョーゴアーカイブス」を調べてみると、この兵庫県蚕業試験場は、「かつて西日本の養蚕業の中心地だった但馬地域、旧日高町に1918年に作られた県立蚕業試験場」とありました。1918年ですから大正7年のことで、今から104年前のことです。写真は昭和4年、1929年のもので、設置されてから11年目の試験場の景色です。
 また、養父市の養蚕業で調べてみると、「明治30年、全国で3番目の養蚕学校として兵庫県立簡易蚕業学校が養父市八鹿町に設立されました。学校は、現在の県立八鹿高等学校や県立但馬農業高等学校に受け継がれています」とありました。明治30年は1897年、125年前 のことです。
  
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