ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

夜明け前の銀座通り-社商店街

2017年12月12日 05時42分53秒 | Weblog
 11日(月)の早朝、夜明け前に加東市社の中央公園、金屋谷池の堤から見下ろすと、社市街の灯りと濡れた道路が光の筋となって延びていました。
 この通りは銀座通りと呼ばれています。かつては、映画館やパチンコ屋、寿司屋に酒屋、喫茶店、写真館、傘屋さんなどの専門店が軒を連ね、その東の端には、社警察署、裁判所、検察庁がある賑やかな商店街でした。
 警察署は郊外に、裁判所も女学校跡に移転しましたが、あとに銀行ができました。今も花屋、肉屋、食堂、たばこ屋、ラーメン屋、衣料品店、理容室など古くから続く店と新しく開いた店が並んでいます。小学生の低学年の頃、貸本屋さんもあったことを憶えています。
 佐保神社の秋祭りには、この通りを神輿を先頭に4台の屋台が並んで巡行します。そんな賑やかな銀座通りも夜明け前はただただ静かに光っていました。
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