ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

佐保神社の大けやき

2010年02月06日 04時44分26秒 | Weblog
 車を走らせていると、毎日のように佐保神社前の交差点を通ります。また、朝のウォーキングでも佐保神社に参拝します。旧国道175号と372号が交差するこの交差点は、東西交通の要であると同時に社市街地の玄関口でもあります。
 佐保神社の境内には大けやきがあります。楼門のすぐ脇、そして旧国道との間の少し低くなったところにも数本の大けやきが生えています。そして、広い境内の真ん中にも一本の大けやきがあります。どのけやきも地面から太い幹がどかっと生え、何本もの太い枝がさらに伸び、その先には天を覆うかのように細い枝が広がっています。これらの大けやきは昭和60年に社町の保護樹に指定されています。また、昭和47年には社町の木がけやきに決まりましたが、佐保神社の大けやきを町のシンボルとするのがよいと考える町民が多かったということです。
 けやきはいち早く季節の変化を感じて装いを変える木です。春の芽吹き、新緑も早く、また、秋の気配とともに葉が色づき、そして散りはじめます。夏には勢いよく緑の入道雲のように青い天に向かって伸びていきます。そんなけやきが私も大好きです。
 佐保神社の大けやきの樹齢はいったいどれぐらいなのでしょうか。そのどっしりとした太い幹に手をまわしてみると、数百年の年輪を刻んでいるのではと思ったりします。写真は境内から楼門とその脇の大けやきを写したものです。
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