昭和3年(1928)の社町社(区事務所)の「雑書綴」に消防事務の視察に関する文書が綴られています。コースは静岡県浜松市で消防事務について視察をし、その後秋葉山の参拝をすることになっています。現在であれば、新幹線や高速道路を使ってのコースになるでしょうが、約80年前にはどのような行程だったのでしょう。
謹啓時下酷暑之候愈々御清穆之段奉賀候
陳者兼て御協議申居リ候浜松附近消防事務
視察ノ件左記日程に依り決行致し候条此段及御通
知候 敬具
記
集合場所及日時 神戸駅三等待合所八月十一日午後十時
翌十二日午前浜松ニ於テ消防事務視察午後秋葉山参拝
連絡汽車時間表
播鉄社駅午後六時五十四分加古川着仝七時五十八分
加古川発午後八時〇八分神戸駅着仝九時二十四分
明石駅仕立神戸発午後十時三十五分浜松駅着午前八時四十分沼津駅行
昭和三年八月八日
加東郡消防協会長
警部 川西潤左衛門
肥田仙治殿
謹啓時下酷暑之候愈々御清穆之段奉賀候
陳者兼て御協議申居リ候浜松附近消防事務
視察ノ件左記日程に依り決行致し候条此段及御通
知候 敬具
記
集合場所及日時 神戸駅三等待合所八月十一日午後十時
翌十二日午前浜松ニ於テ消防事務視察午後秋葉山参拝
連絡汽車時間表
播鉄社駅午後六時五十四分加古川着仝七時五十八分
加古川発午後八時〇八分神戸駅着仝九時二十四分
明石駅仕立神戸発午後十時三十五分浜松駅着午前八時四十分沼津駅行
昭和三年八月八日
加東郡消防協会長
警部 川西潤左衛門
肥田仙治殿