倉吉市出身の立岡ほたるさん(25)は、19歳の時に車いすバスケットボールと出会い、2019年のタイで行われた世界選手権に、U25以下の日本代表として出場し、さらに日本車いすバスケットボール連盟の強化指定選手に選ばれ、2年後のパリ・パラリンピックへの出場が期待されています。
立岡ほたるさんは、今ある難病と闘っておられ、それは「多発性硬化症」という免疫異常によって運動障害や感覚障害を引き起こす進行性の難病です。症状は下半身が麻痺し動けない状態で、手足のしびれや体温調節が難しいなどの症状があり、最初は何とかなるって思っていたんですが、それが何ともならない状況にあると言うことを知った時は、本当に絶望したし、お先真っ暗って感じで、ショック過ぎて涙すら出なかったと彼女は語っていた。
そんな時に出会ったのが、車いすバスケットボールだったのです。新型コロナの影響で練習できず、鳥取市の体育館(ノバリア=障がい者スポーツ施設)に通い、施設の職員さんに練習を手伝って貰ったり、利用者さんを廊下でつかまえて一緒にバスケの練習を行ったりしているそうです。(※鳥取ユニバーサルスポーツセンター・ノバリアは、障がい者スポーツ拠点施設として2020/7/11にOPENしました。)
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