物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ネジバナ

2020-07-08 07:00:00 | ラン科

 

古代蓮の里  へ蓮の花を見に行った帰り、用事があって自然史博物館に
立ち寄りました。
入り口前の芝生の中にねじ花がたくさん花をつけていました。最も身近にみられる蘭です。

 



撮影日 2020.07.5: 群馬県

ネジバナ  ( 捩花 )
<学名:Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena  (M. Bieb.) Hara>
ラン科 ネジバナ属 多年草

 


日本全国の土手や芝生野中、公園等人の生活圏に近い所で最も普通に見ることが
できる蘭です。

花の綺麗な雑草として扱われ、昔から愛でられ、流行したことも
あります。やや湿った日当たりの良い草地などに生育している小型の蘭です。
葉は柔らかく厚みがあり、ロゼット状に根生する。冬期は楕円形だが
生育期間中は細長く伸びる。太く肥厚した根は、細めのサツマイモといった形で
数本を束生する。

花色は通常桃色で、小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつける。

花は真横に向かって咲く。花茎の高さは10-40 cm。花は小さく、5弁がピンク、
唇弁が白、距はない。

花のつく位置が茎の周りに螺旋状であるため、
花茎の周りにピンクの花が螺旋階段のように並ぶことになる。
この螺旋は右巻きと左巻きの両方がある。


中には花序がねじれない個体や、途中でねじれ方が変わる個体などもある。

右巻きと左巻きの比率はほぼ1対1だとか。

花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来で
「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれる。
別名 モジズリ(綟摺)


ごく稀に白い花をつける個体(シロネジバナ、シロバナモジズリ)
が見られ、園芸愛好家に好まれる。

完全な白とは言えないですが白い花も咲いていました。


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