物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ササバギンラン

2016-07-21 06:00:00 | ラン科
ランランラン いくつか蘭の花を特集していきます。ランランラン

ササバギンラン(笹葉銀蘭)
<学名:Cephalanthera longibracteata Blume>
ラン科 キンラン属 多年草









もうすっかり時期遅れの記事になってしまいました。
5月末に撮った花です。


撮影日 2016.5.29: 長野県

山地の落葉樹林下に生える多年草。茎は直立し、高さは30-50cmになる。
葉は6~8個が茎に互生し、形は卵状披針形で、長さ7-15cm、幅1.5-3cmで
先端は尖り、基部は茎を抱く。葉の裏面、縁および花序に白色の短毛状突起がある。



花期5~6月で、白色の花を穂状花序に数個つける。花の下にある葉状の苞が目立ち、
下部の1-2個の苞は花序より長い。萼片は長さ11-12mm、側花弁は萼片より短く、
唇弁の基部は距となって突出する。
ギンランに似るが、ギンランは葉より花序が高くなるが、ササバギンランは
花序より葉が高い位置にくるか同じ高さとなる。
また、ギンランより背が高く、全体に大型になる。
花序下部の1~2個の包葉が長く伸び、花序と同じか、
花序より高くなるのが特徴で、ギンランはこのようにはなりません。



花序が有毛であることもギンランとの見分けのポイントです。

 
和名は葉が細長くササの葉に似ていることに由来しています。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (笑み)
2016-07-22 16:24:00
ササハギランこれは今年智光山公園で一度見たものに似ています。
一株だけでした。
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No title (笑み)
2016-07-22 17:20:00
似ていましたが
違いを読みましたら微妙でした。TBできましたので見てください。お願いいたします。
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