タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)
<学名:Tricyrtis latifolia Maxim.>
ユリ科ホトトギス属
しばらくぶりで榛名山へ行ってきました。
咲きだしたばかりでした。
撮影日 2021.7.31: 群馬県(榛名山)
北海道から九州の冷温帯域山地の沢沿いや湿った林内など、
水気のある場所に生育する日本固有種。
直立または斜上し、高さ40〜80cm、葉は互生し広楕円形で
長さ8〜18cm、基部は茎を抱く。
花期は7〜9月。茎頂や上部の葉腋に腺毛のある散房花序を出し、
黄色い花をつける。
花被6枚は斜上し黄色で内面に紫褐色の斑点があり外花被片の
基部に袋状のふくらみがある。
花糸は互いに寄り添って立ち、上部で反り返って先端に
葯を外向きにつける。
花柱の先は3つに分かれ、各枝の先はさらに2裂し、
粒状の毛をもち紫色の斑点がある。
ホトトギスの仲間は花被片の斑点を鳥のホトトギスの
胸にある斑点になぞらえてホトトギスと
呼ばれるようになった。タマガワホトトギスの和名は黄色を
ヤマブキの色に見立て、
ヤマブキの名所、京都府井手町の玉川に名を借りたもので、
多摩川ではありません。
おまけ
こちらも咲きだしたばかりの ヤマジノホトトギス
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