ヤマユリ(山百合)
<学名:Lilium auratum Lindl.>
ユリ科 ユリ属 多年草
日本特産のユリで、北海道と関東地方や近畿地方以北(北陸地方を除く)の 山地の
比較的日当たりの良い林縁や草地に分布する。
撮影日 2019.08.02: 群馬県
草丈1~2mぐらい。
花期は7-8月頃とても強い香りの大きな花を1~10個程度咲かせます。
大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも最大級で、その重みで全体が 傾くほどである。
花弁の内側中心には黄色の筋、紅色の斑点があります。
豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれる。
カサブランカなどの品種で有名なオリエンタル・ハイブリッド (園芸品種の1グループ)は
ヤマユリが重要な親のひとつでした。
発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、 また株が古いほど多くの花をつけます。
鱗茎は扁球形で10cm程の大きさがあり多糖類の一種である グルコマンナン(コンニャクにも多く含まれる)を
多量に含み、 縄文時代には既に食用にされていたという。
山百合の和名は、山中に生えることからつけられた。
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