ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)
<学名:Trillium tschonoskii Maxim.>
ユリ科 エンレイソウ属 多年草
撮影日 2019.04.21: 群馬県
独特の変わった面白い姿をしています。
一度見たら忘れられない姿です。
全国の山林の樹陰などに生える多年草。太く短い根茎から、
高さ20-40cmの茎が1本伸び、
その先端に3枚の葉を輪生する。葉は丸みを帯びたひし形、
直径は10-20cm程度で葉柄を持たず、
茎から直接生ずる。
花期4~6月、葉の中心から短い花柄を出し、直径3~4㎝の花を
1個つける。
外花被片3個で緑色の披針形、先は尖る。
内花被片3個、白く外花被片より幅が広く長い。
6本の雄蕊をもち、花糸は平たく、葯(やく)は花糸より長い。
花柱の先は3つに分かれる。
果実は6稜のある球形の液果で、緑色~紫黒色に熟す。
別名、シロバナエンレイソウ(白花延齢草)とも呼ばれる。
古くは食あ たりの薬草として用いたことから、
エンレイソウ(延齢草) の名があり、
深山に生える白花から、シロバナエンレイソウ (白花延齢草)や
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)の名がある。
名は、深山に生えるエンレイソウという意味だが、
平地にも生えている。
内花被片が淡紫色を帯びるものもあり、ムラサキエンレイソウ
<学名:Trillium tschonoskii Maxim. f. violaceum Makino> と呼ばれる。
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