物臭狸の『花日記』

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ミヤマエンレイソウ

2019-04-23 06:11:52 | ユリ科

 

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)

<学名:Trillium tschonoskii Maxim.>

 ユリ科 エンレイソウ属 多年草

撮影日 2019.04.21: 群馬県

 

   独特の変わった面白い姿をしています。

   一度見たら忘れられない姿です。

  全国の山林の樹陰などに生える多年草。太く短い根茎から、

    高さ20-40cmの茎が1本伸び、

  その先端に3枚の葉を輪生する。葉は丸みを帯びたひし形、

    直径は10-20cm程度で葉柄を持たず、

   茎から直接生ずる。

    期4~6月、葉の中心から短い花柄を出し、直径3~4㎝の花を

        1個つける。

     外花被片3個で緑色の披針形、先は尖る。

     内花被片3個、白く外花被片より幅が広く長い。  

 

     6本の雄蕊をもち、花糸は平たく、葯(やく)は花糸より長い。

     花柱の先は3つに分かれる。

       果実は6稜のある球形の液果で、緑色~紫黒色に熟す。

 


 別名、シロバナエンレイソウ(白花延齢草)とも呼ばれる。

 古くは食あ  たりの薬草として用いたことから、

 エンレイソウ(延齢草) の名があり、

 深山に生える白花から、シロバナエンレイソウ (白花延齢草)や

 ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)の名がある。

 名は、深山に生えるエンレイソウという意味だが、

 平地にも生えている。

 


 

 

 内花被片が淡紫色を帯びるものもあり、ムラサキエンレイソウ

 <学名:Trillium tschonoskii Maxim. f. violaceum Makino> と呼ばれる。

 

 


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