物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

マルバヤハズソウ

2016-09-23 18:00:00 | マメ科
マルバヤハズソウ(丸葉矢筈草)
<学名:Kummerowia stipulacea (Maxim.) Makino>
マメ科 ヤハズソウ属 一年草
撮影日 2016.07.31: 群馬県









日本全土の日当たりのよい草地、川原や道端などに普通の一年草。
高さ20~50cm、茎は根元で分枝して立ち上がる。


撮影日 2016.09.17: 群馬県

茎には上向きの毛がある。



葉は3出複葉。
葉が丸みを帯び、
先端はハート型になる。



(小葉の幅がヤハズソウよりやや広く、
下部の葉の先が凹むのが特徴である。)



花期7~9月。花は蝶形花で旗弁は淡紅紫色、基部に短い紅茶色の
筋模様が放射状につく。



翼弁と舟弁は白色、舟弁の先が茶色になる。
萼は無毛






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤハズソウ

2016-09-23 06:00:00 | マメ科
ヤハズソウ(矢筈草)
<学名:Kummerowia striata (Thunb.) Schindl.>
マメ科 ヤハズソウ属 一年草











日当たりのよい草地、川原や道端などに生える小型の一年草。
高さ20~50cm、茎は根元で分枝して立ち上がるか、
地表をやや斜めに伸び次第に立ち、先端は斜め上に伸びる。


撮影日 2016.09.17: 群馬県

下向きの毛があり托葉は卵形で淡褐色。



葉は三出複葉で小葉は長楕円形で葉先は尖り、
頂小葉がやや大きい。



側脈が多数り、それらはほぼ平行して斜めに出て、
ほぼ直線的に葉の縁にまで達しこれを引きちぎると
矢筈型に切れる。ふちに伏毛がある。



花期7~9月、蝶形花が葉腋に単独か数個まとまって付く。



花の長さは5mm程と小さく、淡紅紫色。萼は有毛。
旗弁は淡紅紫色、紅紫色の筋が放射状についている。
翼弁と舟弁は白色、舟弁の先が茶色になる。



果実は種子一個を含む節果、円くて偏平。

和名は葉を引っ張ると矢筈形に千切れることから、
矢筈草とついた。



良く似たマルバヤハズソウは葉がより丸くて
先端が凹頭になる点や、茎の毛が上向きなどで
区別できる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする