晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

埴谷か、三島か

2006-06-07 20:53:37 | Weblog
 埴谷雄高「永久革命者の悲哀」・・「脳髄の中に未来のヴィジョン
さえ確かに持っていれば、蜘蛛の巣のかかった部屋でごろごろと
寝ていても革命者なのだ。」

 三島由紀夫「自分で実践して見せればそんなことは一遍で吹き飛んで
しまうでしょう」

 俺はどっち、お前はどっち。体だけは鍛えておこう。


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そうきたか その2 (生住滅)
2006-06-08 08:26:56
晴走雨読さん、そうきたのか。コメントするには構築が重過ぎるので引用でコメントに代えさせてもらいます。



恋をして階級闘争をやって海で泳いで。それで何をやるの?

   青春の墓標 奥浩平(文芸春秋)



帝国主義的なしかたで構造の支配に結びつけられた主義にとって唯一可能な逃げ道として、唯物論のなかに非難することによって。

   構造主義 マドレーヌ・ヴァラン・ダンヴェル

                    (青土社)



(村山)槐多は”白いコスモス””飛行船のものうき光”という謎めいた数語をのこしてついに死んだ。

    荘厳なる詩祭 松永伍一(田畑書店)

   *(村山)は生住滅の加筆です。



はて、コメントになっているのか分からなくなっています。



愛犬が説教を受けています。「ごめんなさい、は。」と言われ、何時もなら直ぐにお手のような仕草をするのですが、今日は横を向いてしまいました。

その仕草を見て、「ごめんなさい、は。」と再度言われ再び横を向いてしまいました。

 犬語的には、無視したのではなく「COOL!」「落ち着いて!」と解釈します。



 蛇足 村山槐多は22歳で狂死しました。 



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辺見庸の遺言 (生住滅)
2006-06-11 07:31:21
高須新聞と高須基仁ブログに次のような内容が記載されていました。



脳溢血にガン。一年数ヶ月ぶりに見る辺見は、杖をついて片足を引きずりながら、少し口は回っていなかった。ガンによってまさしく激痩せであった。かつての脂ぎったギトギト感は失せていたが、言葉の鋭さは相変わらずだった。

(高須新聞より)



毎日ホールでの憲法に関するフォーラムに参加した。出席者は魚住昭、安田弁護士、斎藤貴男など反権力に囲まれ、俺の席は真ん中だよ!

そして、がんを患っている辺見庸...。3時間の長丁場だったが、彼の言葉はまるで遺言のように俺の心に深く染み込んだ。

(高須基仁ブログより)



生住滅は辺見庸の著作は一冊も読んだことが無い。Geoであの評判の「もの食う人びと」単行本が100円で並んでいたので購入したことがあるが、半分も読まないで何処かに紛れてしまっている。



生住滅は若干の好き嫌いがあるがグルメでもなんでもない。今は亡き後輩のK氏より「食べ物に関しては苺派だね。」の党派性を頂戴したことがある。愛犬にとって衣食住のうち「食」が最も重要と思われがちだか、群れでの遺伝子情報から家族との関係性も同じレベルにあると見える。「衣」と「住」はどうでも好いんでしょうね。

 足元で蹲っています。
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