晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

RCサクセション

2009-05-04 20:47:35 | Weblog
 RCサクセションの忌野清志郎さんが亡くなった。社会的なメッセージも唄っていました。私的には、RCでは、古井戸だった仲井戸麗市さんの方が好きです。

さなえちゃん♪

大学ノートの裏表紙にさなえちゃんを描いたの
一日中かかっていっしょうけんめい描いたの
でも鉛筆で描いたからいつのまにか消えたの

大学ノートの裏表紙のさなえちゃんが消えたの
もう会えないの もう会えないの 二度と会えないの



 前回は、サークル的小宇宙(保育園)内で理想を実現した例とその限界(小学校)について述べた。

 昨日は、憲法記念日、例年のとおり護憲派、改憲派の集会が各地で開催された。今年の特徴としてテレビの映像からは、改憲派の集会参加者が極端に少ないように見えた。原因としては、ひ弱だった安部、中川ら改憲派リーダーの醜態続きにあると思う。

 しかし、だからといって安心はできない。憲法論議をインターナショナルな視点から見ると、改憲派の方がパワーポリティクスという現実の国際情勢を踏まえた議論を展開していることを認めざるをえない。

 反対に日本国憲法は、この国というサークル的小宇宙内だけの理想主義に留まっているのではないか。護憲派は、世界に向かってなぜ日本国憲法の理想を拡大しようとしないのか。もちろん普及できないひとつの理由は天皇条項であるが、ここでの議論は、主として平和主義についてである。

 そもそも日本国憲法には、拡大できるための普遍性がそなわっていないのではないか。いなほ保育園の北原代表のようにそれぞれの持つ多様性を認めず保育園の理想を学校に求めるのか。普遍性なき強制は理想主義を掲げたとしても他者の自由を奪うことに繋がる。

 無数のサークル的小宇宙における実践の中で自由が尊重される多様な社会を求めるのか、小宇宙が持つ理想主義に普遍性のある原理を獲得して、世界中を席巻するのか。


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