アベノハルカスは、タワーではなくすごく高いビルでした。床がガラスで透けている部分に乗ると身体がすくみます。
3連休のうち、土、月と営業があり、今日だけが休みなのですが、雨が降っていて・・・走ることができません。スキッと汗をかきたいなあ。
『ニッポン戦後サブカルチャー史』NHK Eテレ
2014.8.1~10.3まで毎週金曜 午後11時より全10回放送、撮りだめしたものを見終る。講師は演出家の宮沢章夫氏(1956年生まれ)、生徒にはジャニーズ事務所の俳優風間俊介氏の組み合わせも良かった。風間氏の博識ぶり、的確な分析、コメントが番組を引き立たせたと思う。
私の視点だが、これまで直接サブカルに浸かったり、体験したりしてきているが、戦後サブカルの流れの中で、単なる懐メロ的な回顧ではなく、どこまで着いて行けていたのか、どの辺りから吹っ切られてしまったのか、そんなことも確認してみたかった。
結論から言うと、1954年生まれの私は、宮沢氏より2歳年長であるが、1990年代半ば位からであろう、現象としてはそういうのもあったなと記憶することもあるが、2000年代に入るとかなり着いて行けてない、接点が無い、理解の範疇を超えている状態であることがわかった。
時代に吹っ切られて20年である。決して新し物好きが良いとは言えないが、「今、私たちはどの様な時代に生きているのか」などと問うている割には、全くイケていないのだなあとガッカリである。
以下、ノオトとして、番組を粗描するが、▲は私のガラパゴス印である。
① 1945年から50年代
宮沢氏はサブカル元年を自分が生まれた1956年と定める。石原新太郎「太陽の季節」
② 60年代
新宿が拠点、フーテン、前衛芸術、JAZZ、アンダーグラウンド。大島渚「青春残酷物語」、唐十郎「状況劇場紅テント」、白戸三平「カムイ伝」、赤塚不二夫「天才バカポン」、ちばてつや「あしたのジョー」
③ 70年代
深夜放送、雑誌。パックインミュージック、荒井由実、はっぴいえんど、「宝島」、「ポパイ」、「アンアン」
④ 80年代
原宿、渋谷が拠点、テクノ、ファッション、広告文化。YMO、DCブランド、パルコ、「不思議大好き」、「おいしい生活」
⑤ 90年代
秋葉原が拠点、オタク、アニメ。▲コミックマーケット、▲フィギュア、▲コスプレ、▲岡崎京子「リバース・エッジ」、▲「新世紀エヴァンゲリオン」
⑥ 00年代
OTAKU。▲ニコニコ動画、▲初音ミク、電車男、▲浅野いにお「虹ヶ原ホログラフ」
浅野いにお「虹ヶ原ホログラフ」を読んでみようかな。